介護職は未経験でも歓迎される

介護職は必要不可欠な仕事

日本の高齢者の数は、年々増加しているのが現状です。2025年に後期高齢者が約2200万人まで増えると予想される超高齢化社会がやってきます。このことが2025年問題として話題になっているのをご存じでしょうか。約800万人いると言われる団塊の世代の方々が後期高齢者(75歳以上)になり、ますます高齢者の数が増える状況です。このような未来に向けて、介護職の重要性がより注目されています。
そこで、国も動き出しています。今まで介護の資格は、取得するまでの流れが少し複雑でした。2013年には制度改正が行なわれ、キャリアアップのための資格取得の流れをシンプルでわかりやすいシステムに変更する動きが取られました。この先、高齢者介護福祉施設などもどんどん増えるでしょう。このような施設の増加とともに、介護を行なう人も必要になります。介護職は将来の社会にとって、より必要不可欠で大事な仕事になります。

介護業界は未経験OKの求人もある

現在でも高齢者支援施設はたくさんあります。人手が足りない状況もあるでしょう。だから、介護業界の求人数はとても多いのです。ただ、介護職は経験や資格が必要な仕事と思われがちです。現実、介護の仕事がしたいけれど資格がないからできないと諦めてしまっている方々もいらっしゃるのではないでしょうか。大丈夫です。今は、求人の採用条件として未経験歓迎となっているところが多くあります。介護職は、働きたいと思う意欲が一番大切なことです。介護の経験は、実際の現場で実践することで積んでいけるのです。

介護職はやりがいのある仕事

介護職の主な仕事は高齢者の方を介助することです。普通の日常生活が困難になってきた高齢者の方にとっては、介助してくれる人の手はとても助かります。介助される側になる高齢者の方からは自然と感謝されるようになるでしょう。感謝の気持ちがこもったありがとうの言葉はたいへん嬉しいものです。そのような介護の仕事は、資格がない状況からでも介護職員として働くことができます。資格の有無によってできる仕事内容は変わってきますから、働きながら資格取得を目指すのも1つの方法です。経験を積みながら資格取得することでキャリアをアップさせることができます。
そして、介護職は人に接することがメインの仕事なので、コミュニケーションを取ることが大切になります。施設を利用される高齢者の方、そのご家族、同じ職場で働く仲間、他施設との連携も欠かせませんので施設外の方々とのコミュニケーションも大切です。たくさんの人達との出会いが自分自身の成長へとつながっていきます。介護職は感謝の心を感じ、人を大切にし、さらにキャリアアップも目指せるやりがいのある仕事と言えます。