介護福祉士は介護職のなかで唯一の国家資格

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介護職唯一の国家資格でもある介護福祉士

受験資格は3つのルートがある

介護福祉士の資格を受験するには必要な条件があり、学歴や職歴によって違いがあります。実務経験ルート、福祉系高校ルート、養成施設ルートの3つが存在します。
実務経験ルートは、介護老人保健施設や特別養護老人ホームで介護職員や訪問介護職員として介護の業務をしていた期間が3年以上(実働日数540日以上)の実務経験と介護職員実務者研修を修了することで、介護福祉士の国家試験受験資格を取得できます。受験の際には、勤務先または勤務していた事業所の代表者などが発行する実務経験証明書を提出する必要があります。
福祉系高校ルートは、福祉系の高等学校または福祉系特例高校で福祉に関する所定のカリキュラムを修了して卒業することで、介護福祉士の国家試験受験資格を取得できます。ただし、福祉系特例高校の場合は卒業後に9カ月以上の実務経験が必要になります。
養成施設ルートは、指定された養成施設などを卒業することによって受験資格が取得できます。まずは、自分の学歴と職歴を確認して、どのルートになるのかを知っておく必要があります。

介護職唯一の国家資格でもある介護福祉士

実技試験に免除制度がある

介護福祉士国家試験には、筆記試験と実技試験があります。ただ、受験資格と同じように学歴や職歴によって実施される試験が違ってきます。
実技試験が免除され筆記試験のみの受験になるのは、実務経験ルートで受験資格を取得した場合および、平成21年度以降に福祉系の高等学校に入学して受験資格を取得した場合です。そして、平成20年度以前に福祉系の高等学校に入学して卒業した方、また福祉系特例高校を卒業後に9カ月以上の実務経験をした方で介護技術講習を修了している場合です。資格試験を受験せずに介護福祉士の国家資格を取得できる場合もあります。高等学校卒業後、修業年数2年以上の介護福祉士養成施設を卒業、または福祉系大学などを経て修業年数1年以上の介護福祉士養成施設を卒業している場合です。

介護福祉士国家試験内容

介護福祉士国家試験は基本的に、筆記試験と実技試験の2つが試験内容になります。
筆記試験は、介護の基本概念や社会問題に関する内容、介護保険制度に関連する法律的内容、介護の技術に関する問題など幅広い範囲から出題されます。出題形式は5個の選択肢から正解を選ぶ択一問題です。実技試験は、実践的な能力を問う内容で高齢者や障害者役の方に実際に介助を行なう形式です。試験官は、いくつかのチェック項目を見て採点を行なっています。介護される側の立場になって介護が行なわれているか、安全な手順で介助が行なわれているのかなどを見られています。近年の合格率は、筆記試験、実技試験とも総得点の約60%台を保っています。介護の技術や知識をしっかり身に付けていれば、ほとんどの方が合格可能ラインにいると言って良いでしょう。実技に関しては、実務で幅広く経験しておくと試験に活かせるでしょう。

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